テーマ決めまでのあれこれ
続けることが目標とかいいながら1カ月以上放置とは、ひどいもんだ。ばらばらと雑文を書くのもどうかと思うので、ひとまずテーマを決めることにした。しかし、これがなかなか見つからない。
書評? う~ん、ライバルが多いうえに苦手なので、パス。
ごはん? う~ん、写真撮る前に食べちゃうので、パス。
コスメ? う~ん、書いていて寒気がするので、パス。
CDレビュー? う~ん、「ソリッドなリフとビートが~」なんて書けないので、パス。
「努力しろよ」という声も聞こえそうだが、消去法で考えているうちに、なぜか残ったものが80年代カルチャーだった。松田聖子になめねこにスライムにファミコンにスターリンに漫才ブーム……。当時まだ子どもで、この時代に青春を送っていなかったからこそ、わたしにはすべてがキラキラとスワロフスキーのごとく輝いて見えるのだ。
いま通っているライター講座で7月に電子書籍のフリマを行うことになり、先生に80年代をテーマにした企画をやりたいと相談をした。「知らないことを強みにするくらいじゃないと、80年代カルチャーを体験してきたライターはたくさんいるから強敵だよ。なにか切り口を見つけた方がいい」とアドバイスをいただき、その言葉をぐるぐる、どころか、ぐいんぐいん頭の中に駆け巡らせた。
……が、企画に対しての切り口はまだ見つかっていない。このブログは「自分が知りたいことをひとつずつ調べて書いていけば、そのうち80年代博士になれちゃうんじゃないかしら?」という安易な考えと「わたしのように80年代カルチャーが好きだけど、詳しく知らない人にとってのツール」のようなものになればという思いで、やる。同時に、企画の切り口を思いつくヒントになればと。
マイテキストの『1980年大百科』(宝島社)と80年代を体感した方々へのリサーチを元にやっていけたらと思うので、ひとつよろしくお願いします。
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